第2章
第2章
まあそれはさておき、社長との話に戻す。
社長はこのあと大阪でアポがあるのでウーロン茶だったが、話は弾んだ。
ちなみに、社長としっかりと話をしたのはこの日が2回目だ。
一度は就職活動中、二次選考あたりで、時期は3月中旬。
当時面談をした方に「会わせたい人がいる」と言われ、翌日にその場所に現れたのが社長だった。
この時は人事の方も同席だったので一対一で話すのは初めてだった。
およそ4ヶ月の時が過ぎて今日を迎えたことになる。
僕の現在の状況などを話し、内定者の状況などを聞いた。
次に、課題図書の状況や株取引のための口座開設など、事務的な話もした。
これらが一通り終わると、会社状況について戦略、問題などをいろいろと質問した。
今うまくいっていない状況で、問題は何なのか、何が悪いのか、外部要因なのか内部の問題なのか、
見通しが甘いのか、業界全体のことなのかどうか、また会社自体のIT業界での地位、技術力などを聞いた。
技術のことは僕は何もわからないのでずっと気にはなっていた。
これらの質問から、面白い回答を幾つか得た。
たとえどんな回答であろうとも、そっから戦略を練るつもりであったが結構良い感じだった☆
社長や社員の方々の武勇伝を数々と聞いたがやっぱすごい。
そして最後に僕は、僕に対する要望や期待など、残りの学生生活でやっておくことなどを聞いた。
(続く)