涙が溢れた彼女の言葉、でもやっぱり僕は何もできなくて。
僕が思わず泣きそうになった言葉があります。
それは先週のUSJチャリテイで、将来の夢を全く語ろうとしなかった子が、最後に小さな声で語った言葉です。
「わたしのしょうらいのゆめは、、、おとうさんとくらすこと。」
僕は反射的に目頭が熱くなって思わず泣きそうになった。
みんなが目の前にいるのに、やばかった。
何もできない自分がそこにはいて、僕は悲しいというより、悔しさ、腹立たしさでいっぱいになった。
こんな思いを抱いている子どもがいるのに、全く意識せずに、抜け抜けと生きている自分が情けなくなりました。
また、普通の周りの子どもでこういったことを日々思いながら暮らしている子どもが、どれだけいるでしょうか。
なぜこの子が、こういう環境となってしまっているのか。
僕は一週間たった今でも、その言葉をふと思い出します。
きっとこれから一生、彼女が語ったこの言葉を忘れることはありません。
「わたしのしょうらいのゆめは、、、おとうさんとくらすこと。」
今の僕は、彼女を救うことができない。
これが現実だ。
自分の弱さから、大切なものを守れないほど悲しいことはありません。
だから僕は強くならなきゃいけないのです。
もう二度と、こんなことを言わなきゃいけない子どもを生み出さないために。