USJチャリティ 100人の子どもたちと100人の大人の管理。
さて、実は先週の土曜と日曜、僕はUSJにいました。
土曜はチャリティの最終準備。そして日曜はチャリティの本番。
スタッフは15名ほど。
大学生は僕を入れて3人で、あとは全員社会人。
僕はこどもたちの乗ったバスでマイク片手に説明したり、
先生たちと打合せしたり、運転手さんに帰りのオペレーションを指示したり確認したりした。
小学生から高校生までの子どもがいて、
いろいろな理由から児童養護施設で生活している子どもたち。
僕は直前しか手伝えなかったけど、この企画は半年ほどかけて準備しているもの。
USJから優先チケットをもらったり、会議室や控え室などの場所提供や水をいただいたり、印刷や写真プリントアウトなどいろいろな支援をいただいた。
臨時のカードキーも一日貸してもらったので、USJスタッフの食堂で昼食を取った。なかには、作業着の人や外国人の方、いろんな衣装の人がいた。
僕はこの日、ハロウィンの飾り付けや、USJ社員で今回のイべントスタッフである方の後方支援をした。
内線で電話したり、USJ園内をひたすら歩き回ったし、USJの外に出たり入ったりを何度も繰り返した。
この日はなんと5万人を越える人だったので、ものすごく大変だった。
しかしながら、100名近くのこどもと、同じく100名近くの大人たちの誘導などは大変だったが非常にやりがいがあった。
USJで遊んだあと、こどもたちとUSJが用意してくれた施設で写真を撮ったり絵を描いたりして遊んだ。
僕があぐらをかいて座ってると、そのあいだにちょこんと座ってくる女の子。
一生懸命に書いた絵を自慢げに何度も見せてくる女の子。
『なんねんせい?』って僕が聞くと、
『いちねん。』 って答える。
『がっこうってさ、たのしい?』ってきくと
『うん!たのしい☆』
塾講師として小学生と話していたときを思い出した。
全く同じ。
しかし、この子達は親と暮らしてはいない。
なかには、写真を極端にいやがる子や、情緒が不安定になる子もいて、
僕らは『こどもたちに笑顔で帰ってもらう』ため、細心の注意を払っていた。
僕が仲良くなった女の子に、名前を聞かれたので僕がこたえると、
ノートに『まるたかつや』って書いてくれました。
絵の中には、おかしやさんやおはなやさんもしっかりありました。
雑誌の切抜きをしてかわいらしい浴衣などの服をいっぱい貼っていたので、
『○○ちゃんもこんな服、着たい?』って僕が聞くと、
急に立ち上がって、『こんなんする☆』
ってかわいらしくポーズをとってくれました。
『しょうらいのゆめ』って書いて、それを一生懸命に語る彼女をみて、
僕はの真っ直ぐな瞳を、絶対に曇らせたくはないと思いました。
すごく幸せな時間でした。