ことばを捨てて一ヶ月
ここでの文字を放棄して一ヶ月以上経った。
久しぶりに人と会うと、
『生きてたんですね!死んだかと思ってました!』
ってな感じのことを、かなりまじめな顔で言われ続けるのにも慣れてしまってた。
で、別に書かない理由なんてものは無かった。
のっぴきならない事情とかじゃないし、調子乗った理由があるわけでも全然無かった。
今日は連チャンで朝立ちして、久々にポスティングもした。
京都にいるのは卒業式が残っていたからであって、
靴は革靴しかなかったけど、僕はどうしても最後にポスティングがしたかった。
革靴は底が薄くて、凸凹の石があるところは直に踏んでるみたいで痛かったけど、今日はポスティング日和でとっても楽しかった☆
すると、
ケータイに着信。
東京の会社からだった。
その電話を切った後、僕は仕事のペースを上げ、
すぐに、今僕が与えられていた役割を全て終えた。
僕はもう『学生』ではないと再認識した。
もうあまり時間が無いのははわかってた。
けれど、
何だか不意打ちで普通にショックだった。
今までの思い出を懐かしみながら、
一歩一歩踏みしめて、めっちゃ集中してやっているときだったから。
はっきり言って、
ものすごく心残り。
悔いありまくり。
不完全燃焼。
やっとこれからだっていうのに。
だけど仕方ないね。
僕はもう『学生』じゃないのだから、
いつまでもモラトリアムは許されない。
もう僕は、ここにいちゃダメなんだ。
少々早まった。
来週の月曜日から、
僕は
この国の首都で新しいスタートを切る。