不登校の家庭教師を丸2年やってわかったこと。
不登校の家庭教師を丸2年やってわかったこと。
それは、本当に解決は難しいということだ。
何をもって解決とするか、その定義、方向性、着地点すら難しい。
本人、親、学校。色々な観点があり、特に親の意見や考えが一致していないと大変。
また、最悪のケースと、最高のケース、そのあたりのすり合わせ。
家庭、親の問題。
一番思うのは、問題として大きいのは、家庭。親。
これは、家庭が悪い、親が悪い、という直接的な意味合いではなく、
幼少期から育成期にかけて、センシティブな子供は、
親や家庭環境に非常に大きな影響を受けるという事実、これを言っている。
親の理想、親が思う方向性に、子どもが腹落ちせず、納得感がないと、
いずれ破たんする。そうなると、なかなか大変になってくる。
日本もだし、世界も。
そういう家庭は、日本全国で非常に多いのだと思う。
これは、世界のどの場所でも同じだとも思う。
人間の心は、我慢、抑圧し続けると、破裂したり、切れたりする。
そうなると、自らの体を攻撃したり、ほかの誰かを攻撃してしまう。
つまり、殺人も自殺も同じ。紙一重。
その不安や苦しみ、怒りからの暴力性が、
自分に向かうのか、自分以外の誰かに向かうのか?それだけ。
親に向かう場合は、家庭内暴力になり、
交際中や伴侶となる人間に向かう場合は、配偶者によるDVになり、
子どもに向かう場合は、虐待。
そこら辺の赤の他人の場合は、無差別殺傷となるし、
インターネットであれば、罵詈雑言、誹謗中傷ということになる。
全ては人間の問題、心の問題なんだけどね。
毎日罵詈雑言、誹謗中傷を受け続ける僕が思うことってタイトルでも、
いつか書いてみたい。
終わり。